カメラ買取で後悔しないための視点とは?
カメラを手放すというのは、単なる「モノを売る」以上の意味を持つことがあります。特に思い出の詰まった一台であれば、なおさらです。「できるだけ高く売りたい」「信頼できる業者に任せたい」「あとから後悔したくない」——そんな気持ちを抱える方も多いのではないでしょうか。とはいえ、買取業者はたくさんあり、違いも分かりにくいのが現実。適当に選んでしまうと、「もっと高く売れたのに…」「対応が悪くてがっかり…」というような失敗につながりかねません。そこで今回は、はじめてのカメラ買取でも失敗しないために、事前に知っておきたい3つのポイントをご紹介します。
1. 査定額だけで決めない。隠れたコストに要注意
買取を検討する際、つい気になってしまうのが「いくらで売れるか」。しかし、査定額が高いからといって即決するのは危険です。たとえば、査定が無料に見えても、返送料が有料だったり、キャンセル時に手数料がかかったりと、あとで“見えないコスト”が発生することも。宅配買取では、査定後に納得できず返送してもらうだけで、思わぬ出費につながるケースもあります。最終的な「手取り金額」で判断することが大切です。
2. 業者によって得意なジャンルが違う
買取業者にはそれぞれ「得意分野」があります。たとえば、一眼レフ・ミラーレスに強い業者もあれば、フィルムカメラやライカなどの高級機に精通している業者もあります。こうした違いを知らずに査定を依頼すると、相場より低く評価されてしまう可能性も。買取実績や取扱モデルをあらかじめチェックしておくことで、より高く、正当に評価してもらえる確率が上がります。
3. 相見積もりで1万円以上の差が出ることも
カメラの買取価格は業者によって大きく異なることがあります。実際、A社では2万円だったカメラが、B社では2万8000円で売れたというケースも。今はオンラインで気軽に複数の見積もりを取ることができる時代。手間は最小限に抑えつつ、しっかり比較することが、高価買取への近道です。
後悔しないために。気持ちよく手放すための準備を
はじめてのカメラ買取では、「金額」だけでなく「納得感」や「安心感」も大切です。今回ご紹介した3つのポイント——査定額だけで判断しない、業者の専門性を見極める、そして複数社で比較する——この基本を押さえておくだけでも、失敗するリスクは大きく減らせます。大切に使ってきたカメラだからこそ、気持ちよく手放せるよう、事前の準備をしておきましょう!