動かないカメラ、捨てる前に一度「査定」を
長年使ってきたカメラが突然壊れてしまったり、電源が入らなくなってしまったりすると、「もう使えないから捨てようかな」と考えてしまう方も多いかもしれません。でもちょっと待ってください!実は、故障したカメラやジャンク品でも買取してくれる業者は存在します。今回は、壊れたカメラを売る際に知っておきたい3つのポイントを解説します。
故障内容によっては“部品取り”として価値がある
たとえカメラが起動しなくても、レンズやマウント部、液晶、バッテリーなど、再利用できるパーツが残っている場合は、その価値が査定に反映されることがあります。特に高級機やプロ向けのモデルであれば、メーカーが修理を終了している場合でも部品取りとしてニーズがあるため、意外と高値がつくこともあります。外装がきれいなものやシャッター回数が少ない個体などは「修理ベース」として扱われるケースもあるので、一度は査定に出してみる価値があります。
「ジャンク品OK」と明記されている業者を選ぶ
すべての買取業者が故障カメラを取り扱っているわけではありません。まずは「ジャンク品も買取可能」「故障品歓迎」などと明記されている業者を探すのが第一歩。こうした業者は修理・再販ルートを持っているため、一般の買取業者よりも適正価格で評価してくれる傾向があります。また、あらかじめ「どの部分が壊れているか」「いつ頃から不調か」といった情報をメモにして同封しておくと、スムーズに査定が進む上に、信頼感も高まります。
自分で無理に修理するより“そのまま”の方が高く売れることも
壊れているからといって、自分で分解して修理しようとするのはNGです。かえって状態が悪化したり、分解跡がついたりすると、査定にマイナスの影響を与えてしまう可能性があります。特に精密機器であるカメラは、プロのメンテナンスが必要です。「どうせ壊れてるから…」と粗雑に扱わず、あくまで“精密機器として”丁寧に梱包して査定に出すのがポイントです。結果的に、そのままの状態の方が高値で売れるケースも少なくありません。
「壊れている=無価値」ではない
カメラが壊れてしまったからといって、それが価値がゼロになるわけではありません。部品としての価値や、修理前提での再販など、多くの可能性が残されています。特に高価格帯モデルやフィルムカメラなどは、たとえ動かなくても需要があることも。もし眠っている壊れたカメラがあれば、捨てる前に一度「ジャンク品OK」の業者で査定してもらいましょう!